「空手道武仁拳」(北海道恵庭市)さんのTシャツをデザインさせていただきました。
”身体イメージを日常から意識化できるようにモチーフを急所に配置”
モデル/小2/上野来実選手/2017全日本青少年空手道選手権大会優勝/
”武仁拳”書/芦谷耕平氏/ジョジョの奇妙な冒険、モブサイコ等の作画監督/
”着るだけで強くなるTシャツ”
稽古風景や上野滋也代表との話し合いを重ねていくうちにたくさんのキーワードをいただきました。組み手=相手がいるから強くなれる。相手がいてくれなければ自分が練習してきたことを試すことすらできない。
”目の前の相手に対する感謝”
平直行先生の武術クラスで「エイ(映)ヤア(八百万に対し)トウ(10でまた1から)」の語源を教えていただきました。”映”とは、師の動きを映し取り、そのまま真似ぶこと。
自分の中で、ミラーニューロン(脳機能&認知科学や発達心理学)の論理と繋がり、デザインのイメージが展開していきました。
”一目で読めないこと(鏡像の採用)”
文字として読めないおかげで、図として見ることができる。
モデル/小5/上野奏貴選手/全日本青少年空手道選手権大会5連覇中/
字として読んでしまうと、自意識を通して認識することとなり、処理速度が格段に落ちます。速読などの情報処理の高速化においても、読まずに見る訓練を行います。身体がイメージ(図)として自然に浮かび上がり、無意識に脳裏に焼き付くことを願い、このデザインを採用しました。(鏡文字はレオナルドダヴィンチが行っていた訓練として有名。)
”極真館全日本大会で12人入賞の理由”
人間は環境に適応してしまう生き物です。自分が強くなれる環境を用意することで、否応なしに自然に強くなることができます。お互いを高め合う場として「道場」は、人間にとって大切な場所だと教えていただきました。
”自分以外の人を強くすることが自分が強くなれる道”
真の強さとは優しさである。といわれる由縁を実感させられました。また、優しさ=IQの高さとも言われているので、この機会にいただいた経験と感覚を活かし、「着ているだけで頭のよくなるTシャツ」のデザインに挑戦してみようと思いました。空手道武仁拳の皆様に感謝します。
/第一回武仁拳北海道空手道選手権大会/